髪のケアQ&A
Q1:男性型脱毛症ってなんですか?
A:20〜30代の男性の前頭部と頭頂部の頭髪が徐々に軟毛化して細く短くなり、最終的には額の生え際が後退し頭頂部の頭髪がなくなってしまう現象です。特定の部位の毛髪だけがミニチュア化して軟毛化するのが特徴です。つまり抜けるんじゃなくて、細く短くなってしまうのです。古くは壮年性脱毛といわれていました。日本人の男性型脱毛の頻度は、30代で約10%、60代で約50%、平均30%といわれています。遺伝的傾向が強い。
Q2:髪の毛はどういうもの?
A.皮膚の最外層は表皮という細胞の層で、この表皮細胞が皮膚表面で角質層になって体表面をおおい体を守っています。この表皮の一部が皮膚の中に深く入り込んで毛根になり、髪の毛を作ります。毛根の一番深いところが毛母で細胞分裂が盛んに起こり、毛になる細胞が作られます。
Q3:シャンプーは育毛ケアの基本?1日に何回シャンプーすればいいのか?
A:髪には皮脂や汗、汚れもつきやすためシャンプーはケアの基本です。シャワーや汗や汚れを落とすことはいいことですが、日本の水は軟水でシャンプーの洗浄効果や脱脂効果が強いこと、シャンプー後の頭皮の皮脂は24時間後にやっと回復することを考えるとシャンプーしすぎは問題です。1日2回はシャンプーしすぎで、1、2日に1回で充分です。
Q4:シャンプーの仕方は?
A:まず軽いブラッシングで髪のほつれを取った後、湯で髪をよくぬらす。ここで髪に水分を充分にいきわたらせないとシャンプー剤を多量に使うことになってしまいます。
シャンプーを両手に広げ、髪・頭皮全体に行き渡らせるようにつけ、指の腹をつかって洗います。汚れがひどい場合は2度洗い。ツメを立ててはいけません。また、不十分なすすぎは残存する界面活性剤による皮膚炎をおこすので、すすぎは完璧にしてください。
Q5:朝シャンは?
A:頭に1日の汚れをのこしたまま寝るのがよくないので、夜シャンプーしたほうがいいです。夜のシャンプーで髪と地肌を清潔にしてから眠ってください。
Q6:リンスって何?
A:シャンプーで洗い落とされた毛の表面の皮脂のかわりに毛上皮に吸着して髪の乾燥を防ぎ、髪の摩擦を減らすものです。トリートメントもリンスのひとつで、毛皮質まで成分を浸透させ髪を守ります。
リンスもトリートメントもカチオン界面活性剤を主成分とするが、目的によりカチオン化高分子、シリコンなどの油脂類、高級アルコール類、各種タンパク、コラーゲンなどが配合されています。
Q7:わかめなどの海草類は、予防に効果的?髪の毛にいい食べ物はありますか?
A:残念ながら、毎日たくさん食べても予防効果はありません。古くから、海藻、とくに昆布やヒジキなどがその緑・黒色で細長い外見から髪の毛にいいもののごとく言われていますが、根拠のないことです。でも体のためには海草類はいいので、健康のために食べてください。毛がいっそう成長する食べ物を期待してもとくにはありません。ただ、栄養不良が続くと毛髪に変化がおこるため、バランスのとれた食事を心がけてください。過度のダイエットや、偏食、不規則な食事は髪によくないです。
Q8:健康な頭皮とは?
A:青白く、透明感や弾力性があるのが健康な頭皮です。不健康な頭皮は、フケがあったり、赤かったりします。
Q9:頭皮のマッサージは効果ある?
A:毎日続けると、血行が改善され、髪のためになります。ツメをたてずに、指の腹で優しくマッサージしてください。
Q10:タバコは髪によくないの?
A:喫煙は末梢血管を収縮させ、細胞のDNA損傷を引き起こします。活発に分裂する毛母細胞に喫煙の悪影響がでるということです。
Q11:ストレスは?
A:ストレス、不規則な仕事や生活習慣、不眠、過度の飲酒などは自律神経を乱し、末梢の血流のバランスをくずします。
また、きつい帽子やヘルメットを常に着ていたりすると頭皮の圧迫や蒸れは機械的に毛に障害をあたえるだけでなく血流も阻害します。毛を頻繁にさわるクセや、頭をかきむしるクセも毛を障害します。
Q12:白髪って?
A:毛になる細胞がメラニン色素を得て毛が着色します。そのメラニン色素の量で、黒、褐色、赤などの毛の色が決まります。色素を作るのも遺伝的要素が強く、白髪は色素細胞の機能低下によりますが、年齢によるものは老化現象で、防ぐ手だては今のところ効果があきらかなものはありません。